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ごきげんな日々。

〜と、そうでもない日々の記録。

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2010.06.01 お葬式

2010年6月1日。いい天気。
4:00
お風呂に入り、身仕度をしました。

6:00頃
犬に持たせるお手紙を書きました。
弟が実家へ帰宅。
仕事を途中で抜け出して、葬儀場で合流することを確認。

7:00頃
犬の遺髪?(遺毛??)をちょいとずついただきました。
耳の毛、腕の飾り毛。尻尾の毛。爪。ひげ。
ブラッシングも念入りに。かわいい格好して行かないとね。

9:00
お葬式に持っていくものの確認。
何を持たせていいのか(燃やしていいのか?)わからなかったので、
いろいろ用意してみました。
♪葬儀屋さんで持ってくるように言われたもの
(強制ではなかった。出来たら持ってくるよう言われました)
・写真10枚くらい(お葬式で使うらしい)
※選びきれず、20枚以上持って行くことに(親バカ)。
・手紙(美に持たせるらしい)
※私と母の手紙を用意しました。
・お花(直前に買う)

♪持たせてよければ持たせようと思って用意したもの
・お洋服(お姫様みたいなフリフリのついたやつ)
・ふかしたさつまいも(大好きだったので。おなか空くといけないので)
・レースペーパー(お皿の代わりに)
・シーツの代わりの布
※シーツの代わりに、美を抱っこするときによく使っていた
 赤ん坊用(人間用)のスリングを切って、一枚の布にして持って
 行くことにしました。綿100%。

♪その他
・ジッパー付き袋(分骨とかするとしたら欲しいだろうと思って)

美は箱などに入れず、私のバスタオル(いつもその上に乗って寝るので
風呂上りに体を拭くとなぜか毛だらけになるという(笑))にくるんで
抱っこしていくことにしました。
暇さえあれば抱っこ要求するくらいひたすらに抱っこ大好きだったので。

抱っこした姿を鏡で見たら、生まれたばかりの赤ちゃんを抱いて
退院する時のような感じになりました。力が入ってないから重いよ。7kg。
生まれ直して、またうちにおいで。

何度も確認していたら、時間が迫っていることに気がつき、慌てて着替えました。
グレーのブラウス、黒のパンツ。
あんまりしみったれた格好は美に似合わないので。ちょっとおしゃれして
散歩行くくらいの格好にしました。

10:00過ぎ
家を出発。会社近くの花屋さんに寄りました。美は車でお留守番です。
葬式とはいえ、菊の花は果てしなく辛気臭いので、景気よく、ガーベラとか、
美に似合うかわいいお花を買いました。

10:30
これまでに散歩した場所を車でドライブ。ちょっと大回りして実家へ。

11:00頃
実家到着。
実家の各部屋に最後のお別れをしました。
ちょうど猫も来たので、猫ともお別れ。
猫はちょっと犬の匂いをかいでいなくなりました。
ワンコ死んじゃったよ。
分かったのかな。

11:30
実家を出発。
驚くほど赤信号にひっかかりました。
行きたくないのかも。
・・・行きたくないよねえ。

私「また赤だねえ、めいたん。」
母「ほんとだねえ」

と、赤信号になるたび言ってました。

12:05
葬儀場に到着。

28日に亡くなって、この日までに3日以上が経過していました。
でも、まだ寝ているみたいにきれい。
葬式屋さんに
「きれいに保管されてたんですね」
と言われました。死んでも美人。うちの自慢の子デス。

受付を済ませ、写真を渡しました。
10枚以上持ってきた、と言うと「全部使うのでください」とのこと。
全部お渡ししました。何に使うのやら。

葬儀代など、もろもろを確認。
準備が出来るまで、美を預かります、と言われたのですが、ギリギリまで
一緒にいたい旨を伝えると、準備が出来るまで一緒にいさせてもらえました。
もう、一瞬でも離れたくなかったのです。
システマチックに物事が進まなくてよかったです。

準備が出来、葬儀。
スタッフの方にお経も上げてもらいました。
この、いわゆる般若心経が、なんとも美に似合わないこと!
ちょっと笑ってしまいました。

お経を上げた後、線香をあげました。母と弟と3本。
遺影の変わりに、先ほど渡した写真がスライドショーで流れました。
ここで、気が済むまでお別れしていいと言われ、スタッフの方が出て行かれました。
家で十分お別れはしたのですが、本当に最後だし、線香が燃え尽きるまで、
美を抱っこしながら3人で撫でていました。
バーバーのアダージョがエンドレスで流れていました。
線香が燃え尽き、バーバーのアダージョが終わったところでスタッフの方に
声をかけ、火葬の準備をお願いしました。

用意が出来ると、いよいよ火葬する台の上に美を置きます。
これも、本来ならスタッフの方がする仕事のようですが、自分たちでやります、と、
指示だけ出してもらい、自分たちでしました。
あらかじめ真っ白いシーツなどが敷かれていましたが、それはあまりに
「THE・死体★」
って感じだったので、その上から(だったかな?)持ってきたスリング
(を1枚布にしたもの)を敷き、犬を置きました。ベビーピンク。
これまでと逆向きに寝かせないといけなかったので、全然体勢が整わなくて
難儀しました。
美なりに、精一杯抵抗していたのかもしれません。
でも、燃さないとあんた腐っちゃうからさ、と、なだめながら、
最後にブラッシングをしてあげました。よし。美人さんだ。

お洋服をおなかにかけ、さつまいもを口元に置き、お手紙を手に持たせました。
おもちゃは持たせませんでした。
ひとり遊びが出来なくて、誰かがおもちゃを持ってくれないと遊ばなかったので。
私が死んだら棺の中に入れて持たせて下さい。

あと、最後の最後に足型(肉球の型)をとりました。
このために、うっかり足型キットを買ってしまいました。商売だなあ。
(でも、これ以外の商品は購入しませんでした。勧められても買わなかったと
思いますけど)

これが済むと、いよいよ火葬です。
流れは、人間のお葬式と同じでした。
扉がガチャンと閉まる瞬間まで、目を閉じず、ちゃんと見守りました。


よし。
行ってこい。
私もあとで行くよ。それまで、待て、だよ。

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