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ごきげんな日々。

〜と、そうでもない日々の記録。

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新宿PIT INN


新宿のライブハウス、新宿PIT INNにやってきました。


↑佐藤允彦トリオライブを見るためです。

毎年お仕事でご一緒しておりますし、そのときにちょろっと弾いてくれたりも
するのですが、いわゆる『本気の演奏』を一度ちゃんとお金払って
聴きたいな、と思いまして。
いつも間近で佐藤トリオの演奏を聴けるといっても、仕事中には変わりないので、
なかなかのんびり楽しんでいられませんからね・・・。

受付でチケット代(なんとワンドリンク付き3500円!安い!)を支払い、
会場に入ってドリンクを受け取り、客席に視線を移すと、既に
トリオの皆さんが客席でうだうだしていらっしゃる!!
で、私を見つけた佐藤先生が
「おお!!何?どうしたの?何しに来たの?」
と、話しかけてくる始末。
これには本気でビックリ。
終演後にちょろっとご挨拶だけでも、っていうつもりでいたこちらとしては、
開演前から出演者がうろうろしているというあまりのラフさ加減に、
ちょっとしたカルチャーショックを受けました。
ラフなことで有名なあの植松伸夫さんだって、開演前に会場にいたりしませんよ?
某ヤマハのシンガーソングライターなんか、SPが10人くらい(嘘)ついてますよ?
・・・なに、この差。
よく見ると、ベースの加藤真一さんは、うちのイベントTシャツを普通に着てる(笑)!
うわあ、すっごい嬉しい。私も同じの持ってます(笑)。
ありがとうございます。ありがとうございます。m(_ _)m

それにしても、何しに来たの、って、あなたの演奏を聴きに来たんでしょうが、と
思いましたが、突然の来訪に喜んでいただけたようで、開演までだらだらと
世間話をしておりました。
歓迎されたことに対しては大変嬉しかったですし、ありがたかったですが、
ジャズのライブって、こんななんだねー。

ライブハウスは、100人も入ればいっぱいになってしまいそうな、
小さな空間。
80席程度客席が設けられていましたが、開演時間にお客さんの数を数えたら
20数名程。
ええええええ。何それ。
一流のジャズミュージシャンのライブで20人ってどういうこと。
すごいもったいない。
絶対満席だとばかり思って、1ヶ月も前からチケットの予約をしてきたこちらは
すんごい拍子抜け。
いいのか悪いのか、席も選び放題。

毎回、お仕事の時にはいつも上手の隅っこにいるので、今回は
下手、ピアノがよく見える位置に席を取りました。
そしてめざとく「お、いつもと逆の場所に座ってるな!」と、突っ込まれる(笑)。

ライブ自体は、もう本当に楽しい、気持ちのいい時間でした。
20:00START、という以外の情報が無く、しかもチケット代がワンドリンク付きで
¥3500という、破格のお値段だったので、1時間程度のミニライブなのかと思っていたら、
30分くらいのだらだらした休憩を間に挟んで22:30までの2時間みっちり。
これ、ホントに3500円でいいの?という感じ。
(普段行くコンサートが高すぎるんじゃ、ともいう)

心地よく、大変楽しい時間を過ごして、さて、そろそろおいとましなくちゃ、と
身支度をしていたところで、佐藤先生楽屋から登場。
本来、こちらからご挨拶に行かなければならないところ、逆に
「今日はありがとう〜」
とのお礼をいただいてしまいました。
いやいやこちらこそ、いい時間が過ごせました、と言いかけたところで
「この後、どうされるんですか?よかったらどこかで一杯飲みませんか?」
とのお誘い!きゃー!

toruさんと世情で飲む約束をしてたのですが、急遽、
佐藤先生を交えて、楽しく飲んで帰りました。
夢の中にいるような、恐れ多くも楽しい時間でした。

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尊敬とその裏側に

先日、N○Kの番組で爆問学問?というやつをみていると、芸大の先生、生徒たちと爆笑問題が熱く討論していまして…

そんな中で、Jazz科の先生が…
「みなさん、Jazzをやっているというと、それはすごいですねぇと尊敬してくれるんですが、ではその人がJazzを聴きに来てくれるのかというと、来てくれないんですよ」って言ってました。

自分も楽器を演奏するということを伝えると、凄いねぇって言われますが、その人が聴きに来てくれるかというと…ないですねぇ。

音楽って比較的どんな人でも楽しめそうなものに感じるんですが、難しいですね。
  • from もっくん :
  • 2009/08/31 (22:24) :
  • Edit :
  • Res

その人のツボに入るかどうか

☆もっくん
どんなジャンルでも、音を楽しむことができないと
難しいんでしょうね。
端から分からない、難しいと決め付けていたり、
単に食わず嫌いということもあると思いますし。
私も、こういう仕事に関わらなかったら、Jazzには
あまり興味を持たなかったかも知れません。

楽器に縁のない人たちから見たら、楽器の演奏をしてる人は
別世界にいるように見えるようだ、ということを
いろんな人と話をしていて感じます。

外国語がぱっぱらぱーな私が、日本人でべらべら英語をしゃべる人を見ると
感じるような空気に近いかなー?
  • from めい :
  • 2009/09/01 (10:54) :
  • Edit :
  • Res

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